「能力の限界」をシステムで包摂する。属人性を排除した「役割の再定義」【S3-#4】

組織を運営する上で、私たちが直面する最も残酷な現実は、「やる気」と「能力」は必ずしも比例しないという事実です。

ある役割を指名したメンバーが、期待したパフォーマンスを発揮できない。その時、私たちはつい「本人の努力不足」や「誠実さの欠如」を疑ってしまいます。しかし、エンジニアリングの視点に立てば、それは個人の資質の問題ではなく「その人の能力の限界(スペック)を考慮していない設計ミス」に他なりません。

言い訳という名の「防衛本能」

「できない」ことを直視するのは苦痛を伴います。特に、やる気だけはある人間にとって、実行が伴わない自分を認めることは、自己アイデンティティの崩壊を意味します。だからこそ、人は「忙しさ」や「環境」という言い訳を積み上げ、現実から目を逸らします。

これを責めるのは簡単ですが、それでは組織は一歩も前に進みません。 重要なのは、「言い訳を必要としない仕組み」を構築することです。

スペックに合わせた「モジュール化」

私は今回の気づきを経て、運営の役割を以下の3つのレイヤーに完全に分離(デカップリング)することにしました。

  1. 設計(Logic): 代表(私)が担当。全体のアーキテクチャと戦略を構築する。
  2. 執行(Execution): PMOが担当。デッドライン、リソース、進捗を管理する。
  3. 表現(Presentation): 現場のリーダーが担当。熱量を生み、コミュニティの顔となる。

これまで、私は現場のリーダーに「執行」の役割まで期待してしまっていました。しかし、まだ将来設計を持たず、仕事の規律が未熟な人間に「管理」を任せるのは、OSが入っていないハードウェアに複雑な演算をさせるようなものです。

才能を「不全」から救い出す

今後の仕組みでは、現場のリーダーから「管理・納期・調整」という重荷をすべて剥ぎ取ります。 彼らがやるべきことは、グラウンドで誰よりも野球を楽しみ、メンバーを鼓舞すること。それ以外の、彼らが「できない」領域は、PMOという専門の執行機関がすべて肩代わりします。

これは、能力不足を切り捨てるための冷徹な処置ではありません。 むしろ、その人が持つ「現場での輝き」を、事務作業という泥沼から救い出し、100%の純度で発揮させるための「システムの優しさ」なのです。

「できない自分」を隠すために言い訳をする必要のない場所。 すべてのメンバーが、自分のスペックに最適な役割を与えられ、無理なく、しかし確実に価値を発揮できる組織。 それが、Season 3で実装する「実証実験」の真の姿です。

TURTLESに参加する — 「人生史上最高」を、ここから。

私たちは、単に野球の試合や練習をしている集団ではありません。 ここは、社会の「正解」や「評価」から解放され、誰もが純粋に「できなかったことができるようになる喜び」を爆発させるための聖域です。

今、この文章を読んでいるあなた。 心の中に、くすぶっている「挑戦」はありませんか?

TURTLESは、あなたの挑戦を絶対に笑いません。否定しません。教えもしません。 ただ、あなたが「最高だ」と思える瞬間を、全力で共に創ります。

1. プレーヤーとして参加する

「野球をやりたい。でも、あの窮屈な上下関係や指導はもう嫌だ」 そう思うなら、私たちのグラウンドへ来てください。ブランクがあっても、初心者でも関係ありません。あなたの「やりたい」が、ここにある唯一の正解です。

2. オンラインコミュニティで繋がる

グラウンドに行く時間はなくても、この思想を共有する仲間と繋がりたい方へ。挑戦を後押しし合う、愛に溢れたコミュニティが動き出しています。

世界を創る側に回る仲間を募集

TURTLESは、さらに加速します。 私たちは「教える人」ではなく、挑戦者の隣を走る「場を創る伴走者」を求めています。野球の技術なんて、一切問いません。必要なのは、誰かの挑戦を自分のことのように喜べる「愛」です。

現在、以下の役割で「未来のキーパーソン」を募集しています。

  • ARMY(グラウンド運営) 最高の空気感を作る空間デザインのプロ。あなたの笑顔と伴走が、誰かの一歩を支えます。
  • Webディレクター・デザイナー(未経験歓迎) この熱量を、デジタルを通じて世界に届ける役割です。スキルよりも「何を伝えたいか」というマインドを重視します。
  • アプリ開発エンジニア(コードが書けなくてもOK) 「技術」を目的とせず、コミュニティをより良くする「仕組み」を考えたい方。未経験から挑戦できる環境を用意しています。

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