実証実験としての「PMO」。組織のスケールと再現性を担保する、第三の視点【S3-#3】

Season 3のタイトルである「THE PROOF(実証)」には、もう一つの重要な意図があります。それは、TURTLESという一つの成功例を、他のあらゆる野球コミュニティでも再現可能な「プロダクト」へと昇華させるための最終試験です。

「カリスマ」への依存という、心地よい罠

多くの草野球チームやコミュニティは、一人の強力なリーダーや、場を盛り上げるカリスマ的なメンバーの熱量によって維持されています。TURTLESも例外ではありませんでした。現場に華を添えるタレントの存在は、組織の急成長を支える最大のエンジンとなります。

しかし、プロダクトデザインの視点で見れば、これは極めて危険な「単一障害点」でもあります。特定の個人の気分や生活環境の変化によって、組織全体の機能が左右される状態。それは「自由」に見えて、実は「属人性」という見えない鎖に繋がれている状態に他なりません。

私たちが目指す「野球界の事務ストレスをゼロにする」というエコシステムは、特定の誰かが頑張ることで成り立つものではなく、「誰が運営しても、同じクオリティで野球が楽しめる」という再現性の上にしか構築できないのです。

感情を「変数」から「定数」へ変えるもの

今回導入するPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)は、私という設計者と、現場の熱狂を生むプレイヤーの間に、客観的な「運用プロトコル」を割り込ませる試みです。

人間関係の摩擦や、連絡の遅延。これらを「個人の性格の問題」として感情的に処理するのは、コミュニティ運営において最も非効率な手段です。 PMOの役割は、発生したエラーを「なぜその人がやらなかったのか」と個人を追及することではありません。「なぜその仕組みでは、人間の怠惰や忘却をカバーできなかったのか」という視点で、システムをデバッグすることにあります。

「忙しい」という言葉を言い訳にさせない。それは相手を追い詰めることではなく、相手を「管理という苦役」から解放し、その人が最も得意とする「表現」の場へ戻すための、論理的な優しさなのです。

実装という名の「産みの苦しみ」

現在、私たちは運営体制の大きな転換期にあり、一時的な摩擦や混沌の中にいます。しかし、これは新しいOSが既存のハードウェアと衝突を起こしている、避けては通れない「テストフェーズ」だと確信しています。

個人の善意に頼る「特注品」の組織から、ロジックで動く「汎用品」の組織へ。 この転換を成し遂げた時、TURTLESのシステムは初めて、全国の野球現場が抱える「不」を解消するインフラへと進化します。

「執行」のプロフェッショナルと共に、この不条理を削ぎ落とした先に、どのような「新しい野球の景色」が待っているのか。 その答えを、Season 3を通じて証明していきます。

TURTLESに参加する — 「人生史上最高」を、ここから。

私たちは、単に野球の試合や練習をしている集団ではありません。 ここは、社会の「正解」や「評価」から解放され、誰もが純粋に「できなかったことができるようになる喜び」を爆発させるための聖域です。

今、この文章を読んでいるあなた。 心の中に、くすぶっている「挑戦」はありませんか?

TURTLESは、あなたの挑戦を絶対に笑いません。否定しません。教えもしません。 ただ、あなたが「最高だ」と思える瞬間を、全力で共に創ります。

1. プレーヤーとして参加する

「野球をやりたい。でも、あの窮屈な上下関係や指導はもう嫌だ」 そう思うなら、私たちのグラウンドへ来てください。ブランクがあっても、初心者でも関係ありません。あなたの「やりたい」が、ここにある唯一の正解です。

2. オンラインコミュニティで繋がる

グラウンドに行く時間はなくても、この思想を共有する仲間と繋がりたい方へ。挑戦を後押しし合う、愛に溢れたコミュニティが動き出しています。

世界を創る側に回る仲間を募集

TURTLESは、さらに加速します。 私たちは「教える人」ではなく、挑戦者の隣を走る「場を創る伴走者」を求めています。野球の技術なんて、一切問いません。必要なのは、誰かの挑戦を自分のことのように喜べる「愛」です。

現在、以下の役割で「未来のキーパーソン」を募集しています。

  • ARMY(グラウンド運営) 最高の空気感を作る空間デザインのプロ。あなたの笑顔と伴走が、誰かの一歩を支えます。
  • Webディレクター・デザイナー(未経験歓迎) この熱量を、デジタルを通じて世界に届ける役割です。スキルよりも「何を伝えたいか」というマインドを重視します。
  • アプリ開発エンジニア(コードが書けなくてもOK) 「技術」を目的とせず、コミュニティをより良くする「仕組み」を考えたい方。未経験から挑戦できる環境を用意しています。

「人生史上最高」を、誰かのために。そして自分のために。 私たちと一緒に、社会の閉鎖感を壊しませんか?

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