【TURTLES BACKYARD#2】間近で感じた”プロ”への努力と止まらない進化

皆さん、こんにちは。TURTLES代表の早崎銀平です。

前回、ドイツでの原体験を通じて、野球を「Task(義務)」から「Play(遊び)」へと転換した話をしました。今回は、私の野球観を形作る上で欠かせない、もう一人の人物の話です。

それは、高校時代の同期、プロ野球選手の上茶谷大河です。 初めて彼とあった時のことで思い出すのは、背ネームに書かれたやたらと長い苗字「KAMICHATANI」というヤツが話しかけてきたこと。そのとき、「どこ守ってるの?」とポジションを聞くと、彼は「ショート」だと答えてきました。後に彼は投手の推薦入部生ということがわかり、いつも適当なことを喋っているという印象でした。そんなちょけた性格は今も変わらず、プロ入り後は様々な選手をモノマネすることでSNSでも有名になっていますね。

しかし、その明るさとは裏腹に、野球に対してはとてつもなくマジメで努力家な一面があります。

今回はそんな彼から私が学んだこと、TURTLESの運営に活きていることについてお話していきます。

高い目標と強い信念

高3の夏、ブルペンで彼の140km/hの速球を見たときの迫力は今でも覚えています。怪我でリハビリしていた期間も長かった彼が、復帰後の練習試合で打ち込まれる姿は、ほとんど見たことがありませんでした。

ですが、私にとってより強烈な印象として残っているのは、彼の練習への真摯な姿勢です。

特に長距離走メニューでは、決して最初から速いタイプという印象はありませんでした。しかし、気がつけば彼は全体でもトップを争うほどになっていたのです。そこには、現状に甘んじることなく、確実に努力で道を切り開くという彼の信念が現れていたのだと思います。

正直に言えば、当時の私は、彼がプロに行く可能性を想像できませんでした。京都のみならず、全国にはもっとすごい選手がたくさんいる。しかし、そんな私の想像力を超えて、彼は東洋大学というハイレベルな環境で才能を開花させ、夢を現実のものにしました。

その成果を支えたのが、「いつかプロ!今、本気!」という、高校の校長が常に口にしていた言葉を、彼が体現し続けているからに他なりません。

聞いたことはありませんでしたが、実は昔からプロの世界を目指していたとのことです。そういえば、高3の頃に同期メンバーで書き合った寄せ書きの中になぜか彼のサインが書かれており、プロ入り後にも書いているサインは同じものだったのです。

高校、大学とそれぐらいの信念をもって取り組んでいたことがプロ野球選手になってからのサインを通じてわかりました。

また、当時は数少ないオフの日に同期でボウリングをすることがブームとなっていましたが、夏の大会が終わるまでは彼が参加したことはなかったです。

彼が努力家である根底にはプロになるという目標に向け自ら選択した行動をとること、つまり主体性があったのだと思います。

自分の行動に責任を持って何をすべきかを選択するということは大人になってもとても大切だと思いますし、成功した人の過去を辿ってみると実は当てはまることが多いかもしれません。

大人が手放してはいけない「進化の姿勢」

プロという頂点の世界で戦い続ける彼から、私が最も刺激を受けているのは、「現状維持を拒否する姿勢」です。

試合で彼の投球を見ていると、よくフォームが変わっています。結果が出ているときでさえ、彼は立ち止まらない。それは素人のようにフォームが固まっていないのではなく、より高い目標、より安定したパフォーマンスのために、自分の「型」さえも疑い、進化させ続けているのでしょう。

この姿勢は、私たち草野球プレイヤーがTURTLESで活動する上でも、そして仕事や私生活においても、最も学ぶべき点だと思います。

プロ野球選手とTURTLESの代表。フィールドも、収入も、背負う重圧も全く違います。しかし、彼の活躍を励みに、私たちも「現状に満足せず、コミュニティの質を常にアップデートし続ける」という信念は共有できるはずです。

一般的な草野球人には彼のように150キロ近くの球を投げるようなことはほぼ不可能です。しかし、彼の「目標を超えるための強い信念と努力」「進化の姿勢」は、TURTLESの「遊び」を「熱狂」へと高めてくれる最高の教科書なのです。

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