【新常識】教える人がいなくても、挑戦の場は創り出せる。【THE CATALYST-#1】

今、日本の野球界は静かな、しかし確実な危機に直面しています。 「野球離れ」という言葉で片付けるにはあまりに根深く、構造的な問題。それは、私たちが愛したこのスポーツが、いつの間にか「限られた人のための、窮屈な場所」になってしまったことへの違和感です。

部活動の厳格な上下関係、ミスを許さない指導者の視線、そして「教わる側」に固定されたプレイヤーの受動的な姿勢。かつて私たちが河原や空き地で、暗くなるまで夢中でボールを追いかけていたあの純粋な「遊び」の感覚は、効率や勝敗という言葉の影に隠れてしまいました。

TURTLESは、この社会の閉鎖感を壊したい。 あらゆる個人の挑戦を後押しし、日本人を挑戦とエネルギーで溢れかえらせたい。 そのために、私たちは野球というスポーツを、もっと身近な「エンターテインメント」や「フィットネス」として再定義しました。

「人生史上最高を、TURTLESで」

このキャッチコピーを実現するために、私たちは既存の野球界の「常識」を、一つひとつ解体していくことから始めました。その最大の挑戦が、今回お話しする「指導者」という存在の再定義です。

「指導者不足」という壁の正体

今の日本の野球界を俯瞰したとき、誰もが無視できない大きな壁に直面しています。それが「指導者不足」です。部活動の地域移行が叫ばれ、長年地域を支えてきた少年野球チームが次々と姿を消していく。そのニュースの裏側に共通しているのは、「専門的な指導ができる人間がいないから、場を維持できない」という切実な悲鳴です。

しかし、ここで私たちは立ち止まって考えなければなりません。野球というスポーツは、高い技術を持った「教える人」がいなければ、成立しないものなのでしょうか?

もちろん、プロを目指す道において技術指導は重要です。しかし、野球の裾野を広げ、多くの人がスポーツ本来の喜びに触れるために最も必要なのは、140km/hの投げ方やホームランの打ち方を教わることではありません。それは、「今日は何を試してみようか」とワクワクしながらグラウンドへ向かえる環境であり、たとえ三振しても、たとえエラーをしても、次の挑戦を笑って見守ってくれる仲間がいる「場」そのものです。

今の野球界を覆っている閉鎖感の正体は、技術の欠如ではなく、「指導者がいなければならない」という固定観念が生んだ、場の欠如なのです。

指導責任を捨て、場を創る責任を負う

TURTLESには、監督もコーチも存在しません。私たちの運営において、最も中心にあるポリシーは「指導と評価をしないこと」です。

なぜ、あえて指導をしないのか。それは、誰かに正解を教えられ、その通りにできたかどうかを評価される環境では、人間が本来持っている「純粋な喜び」が死んでしまうからです。

想像してみてください。初めてバットを振った子供が、どうすれば当たるかを自分で悩み、試行錯誤の末にボールを捉えた瞬間の輝きを。それは、誰かに言われた通りに動いて得た結果とは比較にならないほどの、一生モノの「成功体験」になります。

私たちは、その「自分で見つける喜び」を奪いたくないのです。だからこそ、育成責任という名の支配を捨て、参加者の挑戦に伴走する「ARMY(アーミー)」という役割を定義しました。

ARMYに求められるのは、野球の技術的な正解を知っていることではありません。

  1. 「ここでなら失敗しても大丈夫だ」と思える心理的安全性を整えること
  2. 上手い人も初心者も、中高生も大人も、全員がフラットに主役になれる空気を作ること
  3. ARMY自身が誰よりも野球を楽しみ、挑戦を全力で面白がる背中を見せること

この「場を創る能力」こそが、指導者不足に悩む今の社会が最も必要としているスキルであり、野球の未来を切り拓く「新常識」になると私たちは確信しています。

「場を創るプロ」の先に、真の指導が待っている

「野球の技術を教えられない自分に、ARMYがつとまるのだろうか」 そんな不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、断言します。技術指導のスキルは、ARMYとしての活動の「結果」として付いてくるものです。

いきなり正解を教えようとする人は、相手の可能性を自分の知識の枠に閉じ込めてしまいます。しかし、場を創ることに徹するARMYは、目の前のプレイヤーが何に悩み、何を楽しみ、どんな瞬間に目が輝くのかを、誰よりも深く観察することになります。

相手を観察し、信じ抜き、その挑戦を最大化させるために環境を整える。この「伴走」の経験を積み重ねた人は、気がつけば、相手の成長を真に引き出す「最高の指導者」としての資質を手にしています。

TURTLESが求めているのは、野球の専門家ではありません。野球というフィールドを使って、誰かの人生に「挑戦の火」を灯し、社会の閉鎖感を一緒に壊してくれる「共創者」です。

「人生史上最高」を、創る側へ

これまでの『Backyard』シリーズで、私たちは一つの「証明」を続けてきました。 指導者がいなくても、評価がなくても、適切な「場」さえあれば、人は自ら成長し、人生史上最高の笑顔を見せる。そして、その熱狂は周囲に伝播していくのだという証明です。

この証明を、東京の一角にあるグラウンドから、日本中のあらゆる街へと広げていきたい。エリアを拡張し、一人でも多くの個人が「昨日までの自分」を超えていく瞬間を創り出したい。

そのためには、思想に共感し、共にフィールドに立つあなたの力が必要です。グラウンドで生まれる物語を、誰かのために、そしてあなた自身の成長のためにデザインしてみませんか。

野球の未来を、ただ消費する側で終わらせない。 「人生史上最高」を、自らの手で創り出す側へ。 あなたの挑戦を、私たちは心から待っています。

次回の予告:言葉を超えた「信頼」の築き方

「指導をしない」ARMYは、どうやって参加者と信頼を築いているのか? 次回は、TURTLESが最も大切にしている「93%の非言語コミュニケーション」の正体に迫ります。 メラビアンの法則に基づいた、人の心に火を灯す「在り方」の哲学を公開します。

TURTLESに参加する — 「人生史上最高」を、ここから。

私たちは、単に野球の試合や練習をしている集団ではありません。 ここは、社会の「正解」や「評価」から解放され、誰もが純粋に「できなかったことができるようになる喜び」を爆発させるための聖域です。

今、この文章を読んでいるあなた。 心の中に、くすぶっている「挑戦」はありませんか?

TURTLESは、あなたの挑戦を絶対に笑いません。否定しません。教えもしません。 ただ、あなたが「最高だ」と思える瞬間を、全力で共に創ります。

1. プレーヤーとして参加する

「野球をやりたい。でも、あの窮屈な上下関係や指導はもう嫌だ」 そう思うなら、私たちのグラウンドへ来てください。ブランクがあっても、初心者でも関係ありません。あなたの「やりたい」が、ここにある唯一の正解です。

2. オンラインコミュニティで繋がる

グラウンドに行く時間はなくても、この思想を共有する仲間と繋がりたい方へ。挑戦を後押しし合う、愛に溢れたコミュニティが動き出しています。

世界を創る側に回る仲間を募集

TURTLESは、さらに加速します。 私たちは「教える人」ではなく、挑戦者の隣を走る「場を創る伴走者」を求めています。野球の技術なんて、一切問いません。必要なのは、誰かの挑戦を自分のことのように喜べる「愛」です。

現在、以下の役割で「未来のキーパーソン」を募集しています。

  • ARMY(グラウンド運営) 最高の空気感を作る空間デザインのプロ。あなたの笑顔と伴走が、誰かの一歩を支えます。
  • Webディレクター・デザイナー(未経験歓迎) この熱量を、デジタルを通じて世界に届ける役割です。スキルよりも「何を伝えたいか」というマインドを重視します。
  • アプリ開発エンジニア(コードが書けなくてもOK) 「技術」を目的とせず、コミュニティをより良くする「仕組み」を考えたい方。未経験から挑戦できる環境を用意しています。

「人生史上最高」を、誰かのために。そして自分のために。 私たちと一緒に、社会の閉鎖感を壊しませんか?

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